スパイダーマン:ホームカミング [映画評価]
MOVIE評価(70点)
出演:トム・ホランド、マイケル・キートン、ジョン・ファヴロー、ジェイコブ・バタロン、ローラ・ハリアー、ゼンデイヤ、マリサ・トメイ、ロバート・ダウニー・Jr
監督:ジョン・ワッツ
本編:133分
2017年(アメリカ)
【ハイテク化した『スパイダーマン』】
『スパイダーマン』シリーズの実写映画化第6弾であり、MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の16作目となる作品。
『スパイダーマン』と言えば「恋愛」が1つのテーマだが、本作も例に漏れず主人公の「恋」が描かれている。しかし、アベンジャーズシリーズになったこともあり、そういった叙情的な味付けは薄まり、エンタメに徹しているという感じを受けた。若きスパイダーマンの成長物語であることに変わりはないが、アベンジャーズの一員としてのサクセスストーリーという趣きの方が強くなっている。
ハイテクな蝙蝠男(バットマン)を演じたマイケル・キートンが良い味を出していたものの、生身の人間なので、クライマックスは少々物足りないと言うか、呆気ない感じだった。せめて、ラストシーンはスパイダーマンらしく、ビルの谷間を疾走するシーンで閉じて欲しかった。あと、映画館の横の席でクスクス笑っていたゲラなオタク風のオッサンがウザかった(笑)。
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