白い闇の女 [DVD評価]
MOVIE評価(60点)
出演:エイドリアン・ブロディ、イヴォンヌ・ストラホフスキー、キャンベル・スコット、ジェニファー・ビールス、スティーブン・バーコフ
監督:ブライアン・デキュベリス
本編:114分
2016年(アメリカ)
【白昼夢のようなサスペンス】
コリン・ハリソンのミステリー小説『マンハッタン夜想曲』を実写映画化。「未体験ゾーンの映画たち2017」の上映作品でもある。
「官能サスペンス・ノワール・スリラー」と謳っているだけあって、大人のミステリーという趣きだった。海外ドラマ『チャック』シリーズのイヴォンヌ・ストラフスキーが魔性の未亡人役で大胆な濡れ場を演じている。
しかし、相変わらず、エイドリアン・ブロディは哀愁漂う演技がよく似合う。本作では雑誌記者を演じているが、どこか疲れた探偵という感じで、リアルでありながらも白昼夢的なサスペンスを観ているような錯覚を覚える。
魅力的なキャストとテンポの良さ、そして未体験ゾーンなストーリーに興味をそそられ、最後まで退屈することなく観ることができる。しかし、スリラーとしてはチト甘い出来映えなので、評価の分かれるところだと思う。
雰囲気的には味のある作品なのだが、ある秘密のネタも「だから何?」という感じで、イマイチ納得できないストーリーだった。もう少し、あっと驚くようなオチなら良かったんですけどね…。
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