アトミック・ブロンド [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:シャーリーズ・セロン、ジェームズ・マカヴォイ、ソフィア・ブテラ、エディ・マーサン、ジョン・グッドマン
監督:デヴィッド・リーチ
時間:115分
2017年(アメリカ)

【シャーリーズ・セロン版『ジョン・ウィック』】

 このところ再び脚光を浴びて大作への出演が続くシャーリーズ・セロン主演のスパイ・アクション。

 イギリスの諜報機関MI6に所属する凄腕のクールな女スパイの物語なので、どこかアンジーの『ソルト』を彷彿とさせるドラマだった。前半はイギリス映画らしく冗長さが漂う渋めのスパイ映画という感じだったが、後半はアクション続きで観ていて疲れるほどのハードなアクションになっている。
 空手のような格闘技をこなすシャーリーズ・セロンはなかなか新鮮であり、演出的には『ジョン・ウィック』みたいだな…と思って観ていたのだが、後で調べてみると、『ジョン・ウィック』の監督作だった(笑)。

 アクションは良かったが、ストーリーはややこしくもあり単純。もう少しストーリーが凝っていれば、面白いスパイ映画になっていたと思うと惜しい。
 しかし、ソフィア・ブテラとシャーリーズ・セロンがあんな関係になる必要があったのだろうか…(笑)。

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ボン・ボヤージュ~家族旅行は大暴走~ [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

出演:ジョゼ・ガルシア、アンドレ・デュソリエ、カロリーヌ・ヴィニョ、ジョセフィーヌ・キャリーズ、スティラノ・ルカイエ
監督:ニコラ・ブナム
時間:92分
2016年(フランス)

【『アイアンマン』コンビではありません】

 フランス語で「良い旅を」という意味のタイトルを持つフランス製のコメディ映画。監督は『世界の果てまでヒャッハー!』のニコラ・ブナム。

 新車で家族揃ってバカンスに旅立った能天気ファミリー。その家族が乗ったハイテク自動車が故障して大騒動になるというパニック系のカーアクションコメディだった。この辺のところは、『TAXi』や『トランスポーター』など、車映画が得意なフランスらしい作品だと言える。

 内容的にも、フランス人らしいユルい系のコメディだったが、暴走車を扱ったドラマなので、意外にもスピード感があって飽きずに最後まで観ることができた。あまり映画に詳しくない人がこの映画を観たら、『アイアンマン』のロバート・ダウニー・Jrとグウィネス・パルトローが共演していると思うかもしれないが、どちらも別人です(笑)。ウケを狙ったかのような配役が笑えるが、偶然が齎したキャスティングだったのかもしれない。

 時速160kmで暴走している割りには、実際は時速100km位にしか見えなかったが、そこはノホホンとしたフランス製コメディの御愛嬌と言ったところだろうか(笑)。

 『スピード』のコメディ版として観れば、それなりに良くできているので、興味が湧いた人はご覧ください。おじいさん役の俳優には、少しイラッとくるかもしれませんが(笑)。

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猿の惑星:聖戦記 [DVD評価]

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MOVIE評価(50点)

出演:アンディ・サーキス、ウディ・ハレルソン、スティーヴ・ザーン、アミア・ミラー
監督:マット・リーヴス
時間:139分
2017年(アメリカ)

【『猿の惑星』と言うよりも『猿の軍団』】

 前作『猿の惑星:新世紀』の2年後を描いた続編。監督は前作から引き続きマット・リーブス。

 「創世記」「新世紀」「聖戦記」と3作続いた本シリーズもこれにて完結らしい。「創世記」は新鮮味があって面白い映画だったが、続編が製作されるに連れて、どんどんスケール感が小さくなっていき、本作に至っては、お猿さんらしく「お山の大将」という感じで、なんだかなーと残念な気分になってしまった(笑)。

 主人公のシーザーも人間の代わりに地球を支配するようなカリスマ的存在ではなく、硬派な一匹狼的な存在なので、人間の敵という感じが全くしない。猿に支配されて人類が滅びるというようなスケールの大きいストーリーを期待すると肩透かしを喰らうことになる。

 猿のCGだけは超一流だったが、肝心のストーリーが冗長で、内容的にはB級映画という感じだった。人間が猿に滅ぼされる物語『猿の惑星』ではなく、猿が人間に滅ぼされる物語『人間の惑星』であるかのようなペーソスに満ちた映画だった(笑)。

【公式サイト】猿の惑星:聖戦記

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