スクランブル [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:スコット・イーストウッド、フレディ・ソープ、アナ・デ・アルマス、ガイア・ワイス、クレーメンス・シック
監督:アントニオ・ネグレ
時間:94分
2017年(フランス)

【もう1つの『ワイルド・スピード』】

 『ワイルド・スピード』スタッフが製作した、もう1つの『ワイルド・スピード』、まさしくそんな感じのクライム・アクションだった。主役が『ワイルド・スピード』に脇役で出演しているクリント・イーストウッドの息子スコット・イーストウッドだったので、まるで『ワイルド・スピード』のスピンオフドラマという感じだった。


 フランス映画お得意のカーアクションに捻りを加えたストーリーも、まんま『ワイルド・スピード』。ギロチンの国フランスだけに、少々、残酷な描写もあるものの、明るいタッチで描かれているので、それほど気にはならない。美男美女と美しい風景が印象的なアクション映画だったが、刹那的なシーンを楽しむ映画なので、観た後、何も心には残りません(笑)。

 本作は「TSUTAYA先行レンタル」です。

【公式サイト】スクランブル

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アベンジャーズ インフィニティ・ウォー [映画評価]

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MOVIE評価(80点)

出演:ロバート・ダウニー・Jr.、クリス・ヘムズワース、マーク・ラファロ、クリス・エバンス、スカーレット・ヨハンソン、ベネディクト・カンバーバッチ、トム・ホランド、ポール・ベタニー、エリザベス・オルセン、チャドウィック・ボーズマン、アンソニー・マッキー、セバスチャン・スタン、トム・ヒドルストン、イドリス・エルバ、クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デイブ・バウティスタ、グウィネス・パルトロウ、ベニチオ・デル・トロ、ジョシュ・ブローリン
監督:アンソニー・ルッソ、ジョー・ルッソ
時間:150分
2018年(アメリカ)

【ホークアイはいずこに…】

 マーベル映画の集大成とも言える『アベンジャーズ』シリーズ最新作。
 このゴールデンウィークにこれを観ずして何を観るのか?というぐらいのインパクトのある超娯楽大作だった。

 マーベルコミックヒーローが大集結…と言っても、なぜかホークアイとアントマンがいなかった。アントマンは次回作がもうすぐ公開されるという事情があるのかもしれないが、ホークアイはスピンオフも無さそうなので、更に陰が薄くなってしまった(笑)。

 冗談は置いておいて、本作『インフィニティ・ウォー』は150分もある長編ながら、噂通り「前編」に位置付けされる作品だった。「後編」は来年公開されるということなので、結末はお約束通り、クリフハンガー的なラストで締めくくられている。こうなると普通は消化不良になるところだが、濃密な150分だったせいもあるのか、それほど消火不良感はなく、早く続きが観たいという気持ちの方が強くなる。実に商売上手なマーベル作品だった。変身したハルクの活躍を「後編」にまでジラす戦略も上手い(笑)。

 『スパイダーマン』の続編も来年公開される予定なので、「後編」の展開が少し読めてしまう(?)が、それは御愛嬌ということで(笑)。
 来年公開される『キャプテン・マーベル』(主演はブリー・ラーソン)が「後編」で重要な役割を担うそうなので、ひょっとするとマーベル版の『ワンダーウーマン』を狙っているのかもしれない。

 最後に、『デッドプール』は「後編」にも登場しないことが判明した。なぜかって? 『デッドプール2』にサノス役のジョシュ・ブローリンが別キャラで出演しているから(笑)。

【公式サイト】アベンジャーズ インフィニティ・ウォー

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チェイサー [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:ハル・ベリー、セイジ・コレア、クリス・マッギン、リュー・テンプル
監督:ルイス・プリエト
時間:94分
2017年(アメリカ)

【「母は強し」を地で行く作品】

 ハル・ベリー主演のアクションスリラー。

 邦題通り、カーチェイスのアクションシーンが多い作品だったが、内容的には誘拐もののスリラー映画だった。以前、同じくハル・ベリー主演の誘拐ものに『ザ・コール』という映画があったが、今回は実際に誘拐犯を追う役を演じている。


 冒頭は、誘拐犯の動機も素性も全く判らないままストーリーが進行するので、安っぽいB級映画という雰囲気だった。謎の誘拐犯夫婦にも華がなく、周囲の人間も全く子供の誘拐に興味がないという感じに描かれているので、ハル・ベリーだけが1人、ハイテンションになっているという感じだった(笑)。
 しかしそれは、伏線として描かれていたことであり、後半は徐々に盛り上がり、ラストはスカッと爽快な気分になる。

 しかし、ハル・ベリーの顔のアップが異常に多い作品だったので、トム・クルーズの映画を観ているような錯覚を覚えた(笑)。

 本作は「TSUTAYA先行レンタル」作品です。

【公式サイト】チェイサー

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ザ・サークル [DVD評価]

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MOVIE評価(55点)

出演:エマ・ワトソン、トム・ハンクス、ジョン・ボイエガ、カレン・ギラン、エラー・コルトレーン、ビル・パクストン
監督:ジェームズ・ポンソルト
時間:110分
2017年(アメリカ)

【新興宗教「ザ・サークル」に入信した女性の物語】

 デイヴ・エガーズの同名小説『ザ・サークル』を実写映画化。

 本作は5年前の小説を映画化したものだが、最近、フェイスブック社のトラブルがあったばかりなので、リアルタイムなSNS企業の問題を描いているような錯覚を覚えた。

 この映画に出てくるサークルという名の企業を見ていると、新興企業と言うよりも、どこか新興宗教的な雰囲気を感じてしまう。SNSは万能だとする新興宗教に入信した有能な女性が、SNSテクノロジーに夢中になり、躁病的なハイテンションに陥って予期せぬトラブルを引き寄せるというストーリーになっている。

 個人の生活(プライバシー)をオープンにすることの危険性を描いているという意味では、現代のSNS社会に対する警鐘になっていると思うが、スリラー映画としてはストーリーが少し中途半端なので、エンタメ性は低い。
 トム・ハンクスの存在感も薄いので、エマ・ワトソンファンのための映画とも言える。

【公式サイト】ザ・サークル

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ゲット・アウト [DVD評価]

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MOVIE評価(70点)

出演:ダニエル・カルーヤ、アリソン・ウィリアムズ、ブラッドリー・ウィットフォード、ケイレブ・ランドリー・ジョーンズ、キャサリン・キーナー
監督:ジョーダン・ピール
時間:104分
2017年(アメリカ)

【ネタバレ厳禁のサイコスリラー】

 アメリカの黒人コメディアン、ジョーダン・ピールの監督デビュー作。製作費5億円で200億円の興収を記録した大ヒットスリラー。

 黒人男性と白人女性のカップルが女性の両親に会いに行くところから物語が始まるが、薄らと靄(もや)がかかった白昼夢のような雰囲気は『キュア』に似ている。車で帰宅中、鹿が飛び出してくるシーンも同じ(笑)。


 人里離れた女性の両親宅には、白人夫婦と女性の弟、そして黒人の使用人が2人いる。しかし、どこか不自然で、怪しい空気を感じることができる演出になっている。

 本作を観る前に、不覚にも某映画サイトでネタバレっぽいレビューを読んでしまったので、謎を推理する楽しみが薄れてしまったが、全く事前知識0で観ると、面白く観ることができると思う。

 ラストはスッキリ爽快感がありカタルシスを感じることができると思う。
 本作には当初、別エンディングがあったらしく、後味の悪いバッドエンド・バージョンだったらしい。バッドエンドのままであれば、本作の評価はガタ落ちしていたと思う。
 ハッピーエンドであればこそ、よくできたスリラー映画になるが、バッドエンドだと、単なる黒人のプロパガンダ映画になってしまう。この差は実に大きい。バッドエンドにしなかった理由は不明だが、英断だったと思う。

【公式サイト】ゲット・アウト

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亜人 [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:佐藤 健、綾野 剛、玉山鉄二、城田 優、川栄李奈、千葉雄大、山田裕貴
監督:本広克行
時間:109分
2017年(日本)

【不死身のテロリスト「亜人」】

 桜井画門の同名コミック『亜人』を実写映画化。


 突然変異で生まれた不死身の新人類「亜人(あじん)」を描いたSFアクションだったが、単に不死身というだけでなく、『ジョジョ』のスタンドのようなものまで出てくるので、先日観た『ジョジョの奇妙な冒険』を思い出してしまった。
 本作も『ジョジョ』と同様、CGを駆使したアクションシーンはなかなか見応えがあったと思う。


 日本では珍しいテロものでもあるので、テロリスト系の人(どんな人だ)にはウケそうだ(笑)。

 『ターミネーター』のパクリっぽい伏線が用意されているので、アッサリとオチが読めてしまったが、テンポの良い作品ではあるので、ラストまで一気に観ることができる。


 山田裕貴は闇金屋役よりも、このての不良(チンピラ)役の方が似合っているのかなと思えた(笑)。


【公式サイト】亜人

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女神の見えざる手 [DVD評価]

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MOVIE評価(40点)

出演:ジェシカ・チャステイン、マーク・ストロング、サム・ウォーターストン、アリソン・ピル、ググ・バサ=ロー、ジョン・リスゴー
監督:ジョン・マッデン
時間:132分
2016年(フランス・アメリカ)

【これぞ『ゲーム・オブ・スローン』?】

 『ゼロ・ダーク・サーティ』のジェシカ・チャステイン主演の社会派スリラー。監督は『恋におちたシェイクスピア』のジョン・マッデン。
 

 本作は有能な女性ロビイストを描いた映画だが、かなりマニアックな映画ながら世間の評価は異常に高い。ヨーロッパ・コープが製作した映画ということなので、きっと面白い映画なのだろうと思い期待してレンタルしてみた。

 しかし、実際に観終わると、なぜ、これほどの高評価なのかがさっぱり解らなかった(苦笑)。130分以上の長編ながら、密度の高い会話の応酬が続き、ストーリーを追うのが難しいタイプの映画なので、はっきり言って観ていて疲れる。終始、法廷ドラマのようなノリなので、エンタメ性は全く無いと言っても過言ではない。

 ジェシカ・チャステイン演じるスローンも感情移入できるようなキャラではなく、ただの変わり者という感じなので、ラストのドンデン返しも爽快感0。女神というより、単なる権謀術数に長けた女性を描いただけという感じで、心に何も残らない。ロビイスト、スローンの自己満足ゲームを見せられただけという感じ。『ゲーム・オブ・スローンズ』ならぬ『ゲーム・オブ・スローン』といったところだろうか(笑)。


 アメリカの銃規制問題のロビー活動を描いた映画だったが、銃規制する側を描いた偽善ドラマという趣きが強く、後味も決して良いとは言えない。

 シェイクスピアばりの会話の応酬劇が玄人ウケしたのかもしれないが、個人的にはあまりオススメできる映画だとは思えなかった。

【公式サイト】女神の見えざる手

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ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章 [DVD評価]

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MOVIE評価(65点)

出演:山﨑賢人、神木隆之介、小松菜奈、岡田将生、新田真剣佑、山田孝之、観月ありさ、國村 隼、伊勢谷友介
監督:三池崇史
時間:119分
2017年(日本)

【意外にも健闘していた実写版ジョジョ】

 シリーズ累計発行部数1億部超えの荒木飛呂彦の同名コミック『ジョジョの奇妙な冒険』を実写映画化。本作はシリーズ4部の東方仗助の活躍を描いた『ダイヤモンドは砕けない』を実写化した映画。

 
 個人的にジョジョは第4部の途中まで読んで少年ジャンプを卒業したので、本作は薄らと記憶が残っていた。あの特異な荒木飛呂彦の漫画の世界を実写化するというのは、かなりの冒険であり、ヘタをすれば、酷評の嵐が吹き荒れるところだろうけれど、本作はコミックの実写版としては比較的に良くできていたのではないかと思う。
 各キャラクターの特異なヘアースタイルも忠実に再現されているし、ヨーロッパの街並の崩し絵のような世界観も、撮影場所をスペインにしたことで雰囲気が出ている。スタンドのアクションシーンも三池崇史監督の『神さまの言うとおり』からヒントを得たのか、上手く表現されていた。


 本作は「第1章」ということなので、続編が製作される可能性も考えられるが、「製作決定」とか「製作中止」とかで二転三転しているようなので、はっきりとしたことは判らない。それほど大ヒットしたというわけでもないので、後者になる可能性が高いかも(笑)。

【公式サイト】ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない

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