2018年 マイオススメムービーBEST15 [映画ランキング]
今年(2018年)レビューした183本の作品から厳選した15本を紹介します(ドラマは対象外)。
正月休みに観る映画の参考にしていただければ幸いです。
1、アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
2、マイティ・ソー バトルロイヤル
3、ジャスティス・リーグ
4、バーフバリ 王の凱旋
5、ミッション:インポッシブル フォールアウト
6、パシフィック・リム:アップライジング
7、MEG ザ・モンスター
8、ヴァレリアン 千の惑星の救世主
9、ランペイジ 巨獣大乱闘
10、スペースウォーカー
11、セブン・シスターズ
12、キングスマン:ゴールデン・サークル
13、いぬやしき
14、ジオストーム
15、アメリカン・アサシン
今年もやはりマーベル強しの1年でした。多分、来年もこの傾向は続きそうですが、来年はDC映画『アクアマン』等にも期待したいところです。
日本映画では、唯一、『いぬやしき』がランクインしました。ストーリーとCGを両立できれば、日本映画にもまだまだ可能性は有りそうです。
インド映画とロシア映画も今年は1本ずつランクインしましたが、純粋な中国映画は0でした(と言うかあまり観ていません)。しかし、中国資本映画としては、『MEG ザ・モンスター』と『ランペイジ』の2本がランクインしました(笑)。
それでは皆様、良い映画で良いお年を。
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正月休みに観る映画の参考にしていただければ幸いです。
1、アベンジャーズ インフィニティ・ウォー
2、マイティ・ソー バトルロイヤル
3、ジャスティス・リーグ
4、バーフバリ 王の凱旋
5、ミッション:インポッシブル フォールアウト
6、パシフィック・リム:アップライジング
7、MEG ザ・モンスター
8、ヴァレリアン 千の惑星の救世主
9、ランペイジ 巨獣大乱闘
10、スペースウォーカー
11、セブン・シスターズ
12、キングスマン:ゴールデン・サークル
13、いぬやしき
14、ジオストーム
15、アメリカン・アサシン
今年もやはりマーベル強しの1年でした。多分、来年もこの傾向は続きそうですが、来年はDC映画『アクアマン』等にも期待したいところです。
日本映画では、唯一、『いぬやしき』がランクインしました。ストーリーとCGを両立できれば、日本映画にもまだまだ可能性は有りそうです。
インド映画とロシア映画も今年は1本ずつランクインしましたが、純粋な中国映画は0でした(と言うかあまり観ていません)。しかし、中国資本映画としては、『MEG ザ・モンスター』と『ランペイジ』の2本がランクインしました(笑)。
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プーと大人になった僕 [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、ブロンテ・カーマイケル、マーク・ゲイティス、ジム・カミングス
監督:マーク・フォースター
時間:104分
2018年(アメリカ)
【日本語吹替版の違和感】
A・A・ミルンの児童文学小説『くまのプーさん』をディズニーが実写映画化。
子どもの頃、くまのプーさん達と一緒に楽しく遊んでいたクリストファー・ロビン少年は、学校に通い大人になるに連れて、プーさん達のことを忘れて暮らすようになっていた。仕事で多忙な日々を送り家族とも疎遠になっていくロビン。そんなロビンの前に、ある日、プーさんが現れるのだが…。
どこかで観たような、お約束通りのストーリーだったが、ファンタジーの定番だけに、それなりの良作に仕上がっている。ユアン・マクレガーが主人公を演じているので、どこか『ビッグ・フィッシュ』のような雰囲気を持った映画だった。
最近観た、『ピーターラビット』と同系統のCG映画なので、大人でも子どもでも楽しめる作品だと思うが、本作はイギリス映画ではなくハリウッド映画なので、風情としては『ピーターラビット』よりも少し落ちるかも…。
ただ、日本語吹替を俳優の堺 雅人さんが行っているので、少しイメージが違うな…と感じてしまった。特に彼の吹き替えが下手というわけではないのだが、プーさんのキャラとカブってしまっているので、違和感を感じた。
プーさんは、ほんわかムードの声優で正解なのだが、ロビンまでが、ほんわかムードな声はどうなのか?と(笑)。
本作は、忙しく生きているロビンと、何もせずにのんびり生きているプーさん、その2人が対称的であるところに趣きがあると思われるのだが、どちらの声もほんわかモードだと、イメージが崩れてしまう(笑)。
【公式サイト】プーと大人になった僕
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ウインド・リバー [DVD評価]
MOVIE評価(60点)
出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル
監督:テイラー・シェリダン
時間:107分
2017年(アメリカ)
【ホークアイ健在】
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの『アベンジャーズ』コンビが共演したクライムサスペンス。
ワイオミング州のウィンド・リバー保留地という極寒の地で発生した謎の事件の真相を探るというクライムスリラーだった。キャストは一般向けだが、内容的には少し玄人向けの大人のサスペンスといったところだろうか。
ライフルを抱えたベテランハンター役のジェレミー・レナーのぶっ放す正確無比な銃撃は、まさにホークアイという感じでスッキリ爽快。そのシーンだけはアクション映画としても見応えがあった(笑)。
全体的には雪山を舞台にした西部劇というイメージ。寡黙なジェレミー・レナーが渋い。
【公式サイト】ウインド・リバー
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キリング・ガンサー [DVD評価]
MOVIE評価(30点)
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、タラン・キラム、コビー・スマルダーズ、ボビー・モナハン、ハンナ・シモーヌ
監督:タラン・キラム
時間:93分
2017年(アメリカ)
【シュワルツェネッガーも落ち目かな…】
アーノルド・シュワルツェネッガー主演…ではなく出演のアクション・コメディ。
本作の主役はタラン・キムなのだが、その彼が監督・脚本・プロデューサーも兼ねている一風変わった作品だった。ドキュメンタリー風の映画として作られているのだが、どうも中途半端で、フザけたノリのストーリーもイマイチ感が拭えない。ハリウッド映画というよりイギリス映画のような作品だった。
シュワルツェネッガーが登場するのも、実質的には終盤のみで、おまけに意味不明なキャラクターだった。こんなシュワちゃんは観たくなかったというのが正直なところ(笑)。
いくらシュワちゃんが出演しているとはいえ、ファンであっても観続けるのは相当に厳しい作品だった。
【公式サイト】キリング・ガンサー
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ザ・シューター(シーズン2) [DVD評価]
MOVIE評価(70点)
出演:ライアン・フィリップ、シャンテル・ヴァンサンテン、シンシア・アダイ=ロビンソン、オマー・エップス、ジョシュ・スチュワート
監督:ジョン・ラヴィン
時間:344分
2017年(アメリカ)
【主役を喰ったソロトフ】
天才スナイパー ボブ・リー・スワガーの活躍を描いた『ザ・シューター』の続編。本シーズンはスティーヴン・ハンターの小説『狩りのとき』がベースになっている。
シーズン2には、非情な殺し屋ソロトフが登場する。どこかで観た俳優だな…と思ったら、『ワナオトコ』に出演していたショーン・ペン似の俳優ジョシュ・スチュワートだった。あの何を考えているか分からないような窪んだ目は殺し屋役にピッタリ嵌っており、本作では主役のライアン・フィリップ以上の存在感を放っていた(笑)。
本作はライアン・フィリップのプライベートでの骨折によって、全10話のところが全8話になってしまった。そのせいで中途半端な終わり方をしており、評価を下げてしまった。せっかくの傑作ドラマが台無しと言うか、勿体ないと言うか…。
シーズン3にもソロトフが登場するそうだが、どうやらシーズン3で打ち切りっぽい。ジュリー(シャンテル・ヴァンサンテン)と本当の夫婦になってしまうのではないか?と思われるほどイチャラブシーンが多い本作、欲を出してプロデューサーにも名を連ねてしまったことが禍いしたのかもしれない(笑)。
二枚目が映画製作にも絡むと碌なことがないというのはお決まりのコースだが、ライアン・フィリップも運の悪いタイプの俳優なのかもしれない(笑)。
【公式サイト】ザ・シューター
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ALONE/アローン [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:アーミー・ハマー、アナベル・ウォーリス、トム・カレン
監督:ファビオ・レジナーロ&ファビオ・グアリョーネ
時間:106分
2016年(アメリカ・スペイン・イタリア)
【一歩を踏み出せない男の物語】
アーミー・ハマー主演のサバイバル・ワンシチュエーション・スリラー。
狙撃に失敗した2人の兵士(マイクとトミー)が逃亡中、3000万個の地雷が埋められた場所に迷い込んでしまう。しばらくしてトミーが地雷を踏んでしまうが、駆け寄ったマイクも地雷を踏んでしまい身動きができなくなる。その後、トミーは自殺し1人になってしまったマイク。果たしてマイクは生きて故郷に帰れるのか…というストーリー。
砂漠を舞台にしたワンシチュエーション・スリラーとしては、以前にも『ザ・ウォール』という映画があったので、雰囲気的にはよく似ている。地雷を踏んだ後、52時間も動くことができないシチュエーションなので、『127時間』のようなサバイバル映画かと思って観ていたが、途中からどうも少し違うことに気付いた。
52時間(正確には62時間)も身動きができず眠ることができないので、マイクは妄想を見るのだが、暗示的な妄想になっており、地雷を踏んで前進できない姿をメタファーとして描いているということが感じ取れた。実際、ラストの展開とオチでそれがよく解るようになっている。
実は本作は、単純なサバイバル映画ではなかった。アーミー・ハマー版『127時間』ではなく、アーミー・ハマー版『ライフ・オブ・パイ』だった(笑)。
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マッド・ダディ [DVD評価]
MOVIE評価(25点)
出演:ニコラス・ケイジ、セルマ・ブレア、アン・ウィンターズ、ザカリー・アーサー、ランス・ヘンリクセン
監督:ブライアン・テイラー
時間:85分
2017年(アメリカ)
【駄作『マッド・ペアレンツ』】
ニコラス・ケイジ主演のスリラー。
ある日、子どもの親達が凶暴化し、わが子に襲いかかるという異常現象を描いたスリラーだったが、あまりにも意味不明かつ思い付きレベルの陳腐なストーリーにゲンナリしてしまった。
ニコラス・ケイジが「ここ十数年に出演した作品の中で一番気に入っている作品」と言ったそうだが、個人的にはニコラス・ケイジの作品としては「ここ十数年に観た作品の中で一番気に入らない作品」だった(笑)。
多分、ニコケイのセールストークだったの思われるので、騙されないように気を付けましょう(笑)。
【公式サイト】マッド・ダディ
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マガディーラ 勇者転生 [DVD評価]
MOVIE評価(70点)
出演:ラーム・チャラン、カージャル・アグルワール、デヴ・ギル、サラット・バーブ
監督:S.S.ラージャマウリ
時間:139分
2009年(インド)
【ボリウッド流スペクタクルの王道】
『バーフバリ』がインド映画の歴代最高興収を記録したことから、一躍脚光を浴びたS・S・ラージャマウリ。そのS・S・ラージャマウリ監督が2009年に製作した映画ということで日本でも今年の夏に映画公開されたのが本作『マガディーラ』だ。
「『バーフバリ』の原点」というだけあって、なるほどと思えるシーンが多々あり、そのエネルギッシュさはまさに「インド映画の見本」という感じ。輪廻転生とロマンスを掛け合わせたスペクタクルなストーリー展開はインド映画特有の魅力があって新鮮だ。
少しくどいダンスシーンのみを早送りして観れば、139分が120分位になるので、長編でも気にならずにテンポよく観ることができる(笑)。
しかし、さすがに9年前の映画だけあって、『バーフバリ』ほどCGが洗練されていないが、エンタメ映画としては面白く観ることができると思う。ノリ的には中国のコメディ映画っぽいが、劇画タッチの濃い主人公がシリアスな雰囲気を醸し出している。この辺はパクリの中国でも真似の出来ないところであり、ボリウッド映画ならではのオンリーワン作品だと言える(笑)。
【公式サイト】マガディーラ 勇者転生
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女は二度決断する [DVD評価]
MOVIE評価(55点)
出演:ダイアン・クルーガー、デニス・モシット、ヨハネス・クリシュ、サムア・ムリエル・シャンクラン、ヌーマン・アチャル
監督:ファティ・アキン
時間:106分
2017年(ドイツ)
【カタルシス不足のオチ】
ネオナチによるテロ事件から着想を得たというダイアン・クルーガー主演のサスペンス。第70回カンヌ国際映画祭で女優賞を受賞した映画でもある。
ある日、突然、ネオナチのテロ爆破に巻き込まれ、家族を失った女性カティア。事件当日にテロ犯人を目撃したにも拘らず、裁判では証拠不足ということで推定無罪が適用され、犯人は無罪となり、絶望の淵に追いやられるカティア。
やがて、カティアは犯人の居所を突き止め、復讐を思い立つのだが…。
本作はドキュメンタリータッチの社会派映画であり、決してエンタメ映画ではない。ノーメイク(?)のダイアン・クルーガーの一人芝居という感じの映画だった。日本語吹替版が入っていないので、オリジナル音声(ドイツ語)での鑑賞になってしまった。
ラストは憎いテロ犯(クズカップル)にリベンジして終わるのかと思いきや、リベンジはリベンジでも少し意外なオチだった。このオチのせいで映画評論家の評価が上がったのかもしれないが、個人的には少し残念なオチに思えた。やっぱりリベンジドラマはスッキリ爽…いや、不謹慎なので止めておこう(笑)。
【公式サイト】女は二度決断する
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トラップ・ゲーム [DVD評価]
MOVIE評価(45点)
出演:アントニオ・バンデラス、ミロシュ・ビコヴィッチ、ルボフ・アクショノーヴァ
監督:アレクサンドル・ボグスラフスキー
時間:101分
2017年(ロシア)
【斬新ながら少し野暮ったいロシア映画】
アントニオ・バンデラス主演…ではない異色のクライムサスペンス。ロシア映画にアントニオ・バンデラスが出演しているのは意外だったが、どう考えても主演ではないので、パッケージ詐欺とも言える(笑)。
内容的には『オーシャンズ・イレブン』や『グランド・イリュージョン』のような作品を狙ったのだと思われるが、ストーリーが少し複雑なので万人受けはしないと思う。
本作は、集合意識を視覚化するという斬新な映画でもあるのだが、心理学や哲学の知識が無い人には、さっぱり解らないと思う。プラトンやユングや稲盛和夫が言うところのイデアの世界を視覚化するという特殊なSF映画でもあるので、一般人にはチンプンカンプンかもしれない(笑)。
もっとも、本作に登場する電気製品やコンピューターを操作するというような特殊能力はイデアの世界とは全く無関係だが(笑)。
しかし、そういった専門的なことを抜きにしても、洗練された映画とは言い難く、垢抜けない感じのする映画なので、少々野暮ったく感じた(笑)。
本作は「ゲオ先行レンタル」です。
公式サイトは有りません(笑)。
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