プーと大人になった僕 [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、ブロンテ・カーマイケル、マーク・ゲイティス、ジム・カミングス
監督:マーク・フォースター
時間:104分
2018年(アメリカ)
【日本語吹替版の違和感】
A・A・ミルンの児童文学小説『くまのプーさん』をディズニーが実写映画化。
子どもの頃、くまのプーさん達と一緒に楽しく遊んでいたクリストファー・ロビン少年は、学校に通い大人になるに連れて、プーさん達のことを忘れて暮らすようになっていた。仕事で多忙な日々を送り家族とも疎遠になっていくロビン。そんなロビンの前に、ある日、プーさんが現れるのだが…。
どこかで観たような、お約束通りのストーリーだったが、ファンタジーの定番だけに、それなりの良作に仕上がっている。ユアン・マクレガーが主人公を演じているので、どこか『ビッグ・フィッシュ』のような雰囲気を持った映画だった。
最近観た、『ピーターラビット』と同系統のCG映画なので、大人でも子どもでも楽しめる作品だと思うが、本作はイギリス映画ではなくハリウッド映画なので、風情としては『ピーターラビット』よりも少し落ちるかも…。
ただ、日本語吹替を俳優の堺 雅人さんが行っているので、少しイメージが違うな…と感じてしまった。特に彼の吹き替えが下手というわけではないのだが、プーさんのキャラとカブってしまっているので、違和感を感じた。
プーさんは、ほんわかムードの声優で正解なのだが、ロビンまでが、ほんわかムードな声はどうなのか?と(笑)。
本作は、忙しく生きているロビンと、何もせずにのんびり生きているプーさん、その2人が対称的であるところに趣きがあると思われるのだが、どちらの声もほんわかモードだと、イメージが崩れてしまう(笑)。
【公式サイト】プーと大人になった僕
にほんブログ村
スポンサーリンク