カリフォルニア・ダウン [映画評価]
MOVIE評価(85点)
出演:ドウェイン・ジョンソン、カーラ・グギーノ、アレクサンドラ・ダダリオ、ヒューゴ・ジョンストン・バート、アート・パーキンソン、ポール・ジアマッティ、ヨアン・グリフィズ
監督:ブラッド・ペイトン
本編:114分
2015年(アメリカ)
カリフォルニア州を襲う巨大地震からのサバイバルを描いたディザスター・パニック超大作。主演は『ヘラクレス』のドウェイン・ジョンソン。
本作は当初、今年の5月に公開されるはずだったが、地震や津波を描いた映画ということもあってか日本では公開延期になり、ヘタをすると公開中止になるのではないか?と危惧されていた映画でもある。
その曰く付きの映画が9月に無事に公開されることになったのだが、自粛ムードは健在のようで、上映していない映画館も有る。公開されていたとしても、扱いはかなり小さいようだ。私が観た映画館でも、大スクリーンではなく小スクリーンでの上映だった。本来、これだけの大作映画であれば、大スクリーンやIMAXで上映されるべき映画だが、災害続きの日本では公開されただけでもましと思うべきなのだろうか…。
しかし、殺人や暴力を描いた映画は本国アメリカよりも規制が弱くなっているのに、このての映画だけが自主規制されるというのはどうかと思ってしまう。実際、この映画の場合、地震や津波を面白可笑しく描いているわけではなく、バックグラウンドには、きちんと家族愛や兄弟愛というものが描かれており、災害時における人間ドラマをベースとしたリアルなエンターテインメント映画に仕上がっている。
まあ、ストーリーなど関係なしにクレームをつけるような人がいるから自主規制になってしまうのかもしれないが、東日本大震災で上映中止になった『ヒア アフター』同様、映画館で見逃すのは惜しい映画だと思う。
レビューや評価自体も自粛ムードなのかもしれないが、当ブログでは、お笑いレビューは控えるとして、評価だけは正直にさせてもらおうと思う。
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