SUPERGIRL/スーパーガール <ファースト・シーズン> [DVD評価]

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MOVIE評価(85点)

出演:メリッサ・ブノワ、カイラー・リー、キャリスタ・フロックハート、ジェレミー・ジョーダン、デヴィッド・ヘアウッド、メカッド・ブルックス、ピーター・ファシネリ、グラント・ガスティン

2015年(アメリカ)

【ジョン・ジョーンズが渋い】

 以前、1話目だけ観てレビューした『スーパーガール(ファースト・シーズン)』をようやく観終えた(全20話)。

 当初、予想していた以上の出来映えで、シンプルながら久しぶりに観応えのあるドラマだった。そのため、再度、レビューすることにした次第。

 DCコミックは今のところ、映画ではマーベルに負けているが、ドラマでは圧倒しており、最も洗練された海外ドラマはDCシリーズと言っても決して言い過ぎではないと思う。
 本ドラマには、ヘンリー・カヴィルのスーパーマンこそ出てこないが、多彩なキャスト(宇宙人)が出てくるので、アクションドラマと言うよりはSFドラマという趣きになっている。舞台はナショナル・シティという架空の街だが、そこに住む人々は宇宙人が存在することをごく普通に認識しているという設定で、実に近未来的で自由度の高い夢のあるドラマだ。火星人まで登場する始末で、またその火星人がスーパーマン並みの強さで渋い(笑)。
 ハリソン・フォードの妻であり『アリー my Love』でアリー役を演じた大物女優キャリスタ・フロックハートが個性的な役柄を(厚化粧で)演じているところも見所の1つだ。

 DCコミックドラマのお約束で、本作も『アロー』や『フラッシュ』同様、徐々に正体を明かし、仲間が増えていくというスタンスを採っている。そして本ドラマには『フラッシュ』が登場する。『フラッシュ』が多次元のパラレルワールドに迷い込んだという設定なので、『アロー』と違い同じ現実世界には存在していない。スーパーマンやスーパーガールのような超人は別世界の住人ということにしておかないと、なにかと不都合があるのかもしれない。『ジャスティス・リーグ』では、スーパーマンとフラッシュは同じ世界の住人なんですけどね(笑)。

 シーズン2にはスーパーマンも出てくるそうなので、ますます目が離せない本シリーズ。映画並みの巨費を投じて製作されているドラマなので、ヘタな映画よりも面白い。海外ドラマファンは必ず観るべし。
 ただ、DVDだと少し画質が粗いかな…と感じた。海外ドラマもブルーレイでレンタルできればいいんですけどね、ゲオさん(笑)。

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