エンド・オブ・トンネル [DVD評価]
MOVIE評価(70点)
出演:レオナルド・スバラーリャ、クララ・ラゴ、パブロ・エチャリ、フェデリコ・ルッピ、ワルテル・ドナード、ハビエル・ゴディーノ
監督:ロドリゴ・グランデ
本編:120分
2016年(アルゼンチン・スペイン)
【予想の斜め上をいくB級映画】
「未体験ゾーンの映画たち2017」に選ばれたスペイン製のクライム・サスペンス。主演は『人生スイッチ』のレオナルド・スバラーリャ。
交通事故で妻子を失い、車椅子生活を余儀なくされた孤独な男ホアキン。自宅に引きこもり、生活費が底を付きかけたホアキンは自宅の2階を賃貸用として募集していた。そんなある日、突然、「間借りしたい」というストリッパーの女性が娘を連れて訪れる。
いつしか2人の姿に、失った妻子を重ね合わせるホアキンだったが、何日か後に、地下室の壁の向こうから話し声がすることに気が付く。その声の男達は、地下からトンネルを掘って銀行強盗を計画している悪党達だった…。
またスペイン製のB級映画かな…と、あまり期待せずに観てみたが、意外や意外、これがなかなか面白い映画だった。犯罪者のウラをかく設定と、先が読めそうで読めない展開は、まさに「未体験ゾーンの映画」であり、予想の斜め上をいくB級映画と言ったところだろうか(笑)。
しかし、よく考えると、主人公ホアキンが、車椅子(足が不自由)である必要性はあまり感じられなかった(車椅子だからといって疑われないというシチュエーションではなかったため)が、そこはスペイン映画の御愛嬌ということで(笑)。
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