ワイルド・ブレイブ [DVD評価]
MOVIE評価(50点)
出演:ジェイソン・モモア、スティーヴン・ラング、ギャレット・ディラハント、ジル・ワグナー
監督:リン・オエディング
時間:94分
2017年(カナダ)
【アクアマン主演のB級映画】
ジェイソン・モモア主演のアクション。
予告編を観て面白そうだったのでレンタルしてみたが、少し拍子抜け感のある映画だった。『アクアマン』のジェイソン・モモア主演なので、もっと豪快なアクションを拝めるかと思っていたが、ただ大柄なだけの純朴な普通の親父を演じていたので、調子が狂ってしまった(笑)。
『ドント・プリーズ』で一躍脚光を浴びたスティーブン・ラングもモモアの父親役で出演しているが、昔は強かったが今はボケ老人という設定なので、こちらもテンションが下がってしまう(笑)。
総じて言うなら、予告編だけが秀逸な典型的なB級映画だった。『アクアマン』のノリを期待すると肩透かしを喰らうので、ご注意のほどを(笑)。
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アントマン&ワスプ [DVD評価]
MOVIE評価(70点)
出演:ポール・ラッド、エヴァンジェリン・リリー、マイケル・ダグラス、マイケル・ペーニャ、ハンナ・ジョン・カメン、ローレンス・フィッシュバーン、ミシェル・ファイファー
監督:ペイトン・リード
時間:118分
2018年(アメリカ)
【ワスプの吹替が…】
マーベル・コミックの『アントマン』シリーズ第2弾。
続編である今作は、タイトル通り、アントマンだけでなくワスプも活躍するドラマになっている。その華麗な身のこなしは、ブラック・ウィドウのようですらある。
しかし、前作『アントマン』のレビューでもツッコミを入れた記憶があるが、今作もエバンジェリン・リリーの吹替えが難だった。余程、俳優と声優がアンマッチでない限りは日本語吹替版で観るようにしているのだが、今回はさすがに堪らず途中から英語版に切り替えて観てしまった(笑)。
いや、べつに内田有紀さんが声優に向いていないというわけではないんですけどね…ただ、この役には合っていないということで(笑)。
なお、本作は『アベンジャーズ/エンドゲーム』を観る予定の人は、公開前に観ておいた方が良いかもしれません。多分、ストーリー的に絡んでくると思われるラストだったので。
【公式サイト】アントマン&ワスプ
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60 誤判対策室 [DVD評価]
MOVIE評価(60点)
出演:舘ひろし、古川雄輝、星野真里、村上 淳、赤堀雅秋、ハマカワフミエ、酒井若菜、竹原ピストル、若松武史、小林勝也、康すおん、井上 肇、利重 剛
監督:熊切和嘉
時間:255分
2018年(日本)
【「60」は定年のことではない】
石川智健の同名小説『60 誤判対策室』をWOWOWが実写ドラマ化(全5話)。
冤罪防止という名目で創設された「誤判対策室」を舞台に、死刑囚の冤罪の可能性を探る3人を描いたドラマ。
かつて冤罪事件を起こしてしまった定年(60歳)前の元刑事を舘ひろしが演じているので、題名は定年の「60」かと思って観ていたが、途中でそうではないことが判明した。では何を意味しているのか? それを言うとネタバレになってしまうので観てのお楽しみということで(笑)。
WOWOWお得意の冤罪リーガルサスペンスなので、それなりに面白いドラマに仕上がっていたが、舘ひろしの息切れ「ぜいぜい」演技がわざとらしかった(笑)。
本作は「TSUTAYA先行レンタル」作品です。
【公式サイト】60 誤判対策室
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カメラを止めるな! [DVD評価]
MOVIE評価(50点)
出演:濱津隆之、真魚、しゅはまはるみ、秋山ゆずき、長屋和彰、細井 学、市原 洋
監督:上田慎一郎
時間:96分
2017年(日本)
【ONE CUT OF THE DEAD】
37分間にも及ぶワンカットワンシーンが話題になり、世界的にも話題となった作品。日本での観客動員数は200万人という異例の大ヒットを記録した。
日本映画のゾンビものには散々な目に遭ってきたので、あまり食指が動かなかったものの、これだけ話題になった作品なら観ないわけにもいかない。
作風的にはインディーズ系の作品であり、セット等も安っぽい。本作が成功した理由は「アイデア」、その一言に尽きる。ワンカット撮影だけで終わらない緻密な構成力が評価されての結果だろうと思う。玄人ウケする学園祭風インディーズ映画といったところだろうか(笑)。
この垢抜けないホラーテイストが、ヨーロッパ(イタリアやフランス)辺りでは、結構、ウケるのではないかと思う。そう思って調べてみると、実際にイタリアで観客賞を受賞しているようだ(笑)。
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イノセント・デイズ [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:妻夫木 聡、竹内結子、新井浩文、芳根京子、ともさかりえ、長谷川京子、池内博之、山中 崇、芦名 星、佐津川愛美、清原果耶、原 日出子、余 貴美子、石橋蓮司
監督:石川 慶
時間:307分
2018年(日本)
【ある意味、イヤミス】
早見和真の同名ベストセラー小説『イノセント・デイズ』をWOWOWが実写ドラマ化(全6話)。
小さい頃に別れた幼なじみの女性が放火殺人の罪で死刑を求刑された。彼女は無実だと直感的に感じた慎一は、幸乃の無実を証明するべく調査を開始する。その後、弁護士になったもう1人の幼なじみの翔が慎一の前に現れ、事件の謎を解いていくのだが…。
サスペンスドラマとしてはよくできていたと思うが、竹内結子が演じる謎の女性、幸乃を見ていると、以前に観たWOWOWドラマ『沈黙法廷』の永作博美を思い出してしまった。『沈黙法廷』の場合、最後はハッピーエンドだったので本作とは似ているようで違う系統のドラマだが、『愚行録』の石川 慶監督らしく、少し後味の悪いドラマだった。これも所謂、イヤミスドラマの範疇に入るドラマなのかもしれない。
意味深なエピローグも、どこか暗い。ラストがハッピーエンドなら良かったんですけどね(^_^;)。
本作はTSUTAYA先行レンタル作品です。
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ミューズ 悪に堕ちた女神の魂 [DVD評価]
MOVIE評価(60点)
出演:フランカ・ポテンテ、エリオット・コーワン、アナ・ウラル、ジョアンヌ・ウォーリー、クリストファー・ロイド
監督:ジャウマ・バラゲロ
時間:107分
2017年(スペイン・アイルランド・ベルギー・フランス)
【ミューズ達女性陣が…】
『REC/レック』のジャウマ・バラゲロが監督したホラーサスペンス。
大学教授のサミュエルは教え子のベアトリスと交際していたが、なぜかベアトリスはサミュエルの家で謎の言葉を残して自殺してしまう。その後、サミュエルは予知夢によって、ある場所に導かれるのだが…。
ゴシックな雰囲気と謎めいた演出が好印象で、のっけから「これはひょっとして…」と思わせるホラーだった。しかし、ストーリーが少し複雑で、一般的には理解しづらい映画かもしれない。招待・導き・欺き・罰・予言・情熱・秘匿という7人の魔女(ミューズ)と男性教授を巡るオカルト風ストーリーなのだが、冒頭の「ダンテ」という台詞からも分かる通り、かなり西洋の観念的な要素が入り混じっているため、少しややこしく感じる人もいると思う。ベアトリスという名前も、おそらくダンテ『神曲』のベアトリーチェからヒントを得ているのだろうと思う。
教授の風貌はともかくとしても、ミューズ達の風貌が、お世辞にも美女とは言えないところも難かな(笑)。
本作はゲオ先行レンタル作品です。
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サルべーション(シーズン1) [DVD評価]
MOVIE評価(70点)
出演:サンティアゴ・カブレラ、イアン・アンソニー・デイル、ジェニファー・フィニガン、チャーリー・ロウ
監督:アレックス・カーツマン
時間:556分
2017年(アメリカ)
【『アルマゲドン』的『24』風ドラマ】
小惑星が地球に衝突する危機を描いたSFサスペンス(全13話)。
マサチューセッツ工科大学のリアムは、ある日、研究データから186日後に小惑星が地球に衝突することを突き止める。リアムは、そのことを今世紀最高の科学者とされる起業家ダリウスに相談するのだが…。
それほど有名な俳優も出演していないので、ひょっとしてB級ドラマかな…と思っていたが、実際に観てみると、なかなか面白かった。SFにスパイ要素と適度なアクションをミックスしたテンポのよい作品に仕上がっている。強いて言えば、『アルマゲドン』と『24』をミックスしたような感じだろうか。
キャストもよく見ると、なかなかの美男美女で、絵になっている。
本ドラマは、残念ながらシーズン2で打ち切りになったそうだが、それでも観る価値は有ると思う。中途半端な終わり方をしていなければいいのだが(笑)。
しかし、毎度思うことながら、13話のドラマをDVD7枚に分けるのは止めて欲しい。
【公式サイト】サルべーション
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プーと大人になった僕 [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:ユアン・マクレガー、ヘイリー・アトウェル、ブロンテ・カーマイケル、マーク・ゲイティス、ジム・カミングス
監督:マーク・フォースター
時間:104分
2018年(アメリカ)
【日本語吹替版の違和感】
A・A・ミルンの児童文学小説『くまのプーさん』をディズニーが実写映画化。
子どもの頃、くまのプーさん達と一緒に楽しく遊んでいたクリストファー・ロビン少年は、学校に通い大人になるに連れて、プーさん達のことを忘れて暮らすようになっていた。仕事で多忙な日々を送り家族とも疎遠になっていくロビン。そんなロビンの前に、ある日、プーさんが現れるのだが…。
どこかで観たような、お約束通りのストーリーだったが、ファンタジーの定番だけに、それなりの良作に仕上がっている。ユアン・マクレガーが主人公を演じているので、どこか『ビッグ・フィッシュ』のような雰囲気を持った映画だった。
最近観た、『ピーターラビット』と同系統のCG映画なので、大人でも子どもでも楽しめる作品だと思うが、本作はイギリス映画ではなくハリウッド映画なので、風情としては『ピーターラビット』よりも少し落ちるかも…。
ただ、日本語吹替を俳優の堺 雅人さんが行っているので、少しイメージが違うな…と感じてしまった。特に彼の吹き替えが下手というわけではないのだが、プーさんのキャラとカブってしまっているので、違和感を感じた。
プーさんは、ほんわかムードの声優で正解なのだが、ロビンまでが、ほんわかムードな声はどうなのか?と(笑)。
本作は、忙しく生きているロビンと、何もせずにのんびり生きているプーさん、その2人が対称的であるところに趣きがあると思われるのだが、どちらの声もほんわかモードだと、イメージが崩れてしまう(笑)。
【公式サイト】プーと大人になった僕
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ウインド・リバー [DVD評価]
MOVIE評価(60点)
出演:ジェレミー・レナー、エリザベス・オルセン、ジョン・バーンサル
監督:テイラー・シェリダン
時間:107分
2017年(アメリカ)
【ホークアイ健在】
ジェレミー・レナーとエリザベス・オルセンの『アベンジャーズ』コンビが共演したクライムサスペンス。
ワイオミング州のウィンド・リバー保留地という極寒の地で発生した謎の事件の真相を探るというクライムスリラーだった。キャストは一般向けだが、内容的には少し玄人向けの大人のサスペンスといったところだろうか。
ライフルを抱えたベテランハンター役のジェレミー・レナーのぶっ放す正確無比な銃撃は、まさにホークアイという感じでスッキリ爽快。そのシーンだけはアクション映画としても見応えがあった(笑)。
全体的には雪山を舞台にした西部劇というイメージ。寡黙なジェレミー・レナーが渋い。
【公式サイト】ウインド・リバー
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キリング・ガンサー [DVD評価]
MOVIE評価(30点)
出演:アーノルド・シュワルツェネッガー、タラン・キラム、コビー・スマルダーズ、ボビー・モナハン、ハンナ・シモーヌ
監督:タラン・キラム
時間:93分
2017年(アメリカ)
【シュワルツェネッガーも落ち目かな…】
アーノルド・シュワルツェネッガー主演…ではなく出演のアクション・コメディ。
本作の主役はタラン・キムなのだが、その彼が監督・脚本・プロデューサーも兼ねている一風変わった作品だった。ドキュメンタリー風の映画として作られているのだが、どうも中途半端で、フザけたノリのストーリーもイマイチ感が拭えない。ハリウッド映画というよりイギリス映画のような作品だった。
シュワルツェネッガーが登場するのも、実質的には終盤のみで、おまけに意味不明なキャラクターだった。こんなシュワちゃんは観たくなかったというのが正直なところ(笑)。
いくらシュワちゃんが出演しているとはいえ、ファンであっても観続けるのは相当に厳しい作品だった。
【公式サイト】キリング・ガンサー
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