ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス [映画評価]
MOVIE評価(80点)
出演:クリス・プラット、ゾーイ・サルダナ、デビッド・バウティスタ、ブラッドレイ・クーパー(声)、ヴィン・ディーゼル(声)、マイケル・ルーカー、カレン・ギラン、ポム・クレメンティエフ、エリザベス・デビッキ、シルベスター・スタローン、カート・ラッセル
監督:ジェームズ・ガン
本編:136分
2017年(アメリカ)
【ベビーグルートが拝めるのは今作だけ】
全世界待望の『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズ第2弾。
個人的には今年ナンバー1の注目作だっただけに、早速、映画館へ足を運んできた。世間の評判では「前作超え」ということだったので、その噂は本当かどうか確かめてきた。
結論から言うと、スケール感や豪華さは今作の方が上だったが、新鮮味や意外性という意味では前作を超えるとまでは言えなかったと思う。と言っても、面白くないという意味ではなくて、エンタメ映画としては最高の部類に入ることは間違いない。今作も前作同様、泣かされることになるのだが、前作のような仲間愛ではなく、親子愛がテーマとなっている。物語全体としては、各キャラの自我(エゴ)の殻を破ることがテーマとなっており、物語を通して、メンバーの絆が更に深まるという感じで微笑ましい。ピーターの父親の名前が「エゴ」というのは偶然ではなさそうだ。
女性キャラが2名加わって、ますます面白くなりそうなところでエンド。136分があっという間で、これなら2本立てでもよかったのではないかと思う(笑)。本来なら、長編ドラマで描くところを2時間程度で描いているので、少し詰め込み過ぎ感と端折り感も感じた。
しかし、スタローンが出演していたのは少し違和感を感じた。どう見ても地球人にしか見えないので(笑)。次回作でも登場しそうな感じだったが、SF映画にスタローンというのは、別の意味でも違和感を感じてしまう。
今作では、サノスが登場して、「最終兵木」というキャッチフレーズだったので、グルートがラストで大活躍するのかな?と期待していたのだが、予想とは違ったストーリーだった。
グルートは次回作では大人(青年?)の姿になるようなので、可愛いベビーグルートが拝めるのは本作だけとなりそうだ。字幕版では「アイアムグルート」だけだが、吹替版では「私はグルート」から「僕はグルート」、そして「俺はグルート」になる。おまけに声もヴィン・ディーゼルっぽくないので違和感を感じるかも(笑)。
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