マリアンヌ

MOVIE評価（６５点）

出演：ブラッド・ピット、マリオン・コティヤール、ジャレッド・ハリス、リジー・キャプラン、マシュー・グード
監督：ロバート・ゼメキス
本編：125分
2016年（アメリカ）

【ブラピにとっては曰く付きの恋愛映画】

　大御所ロバート・ゼメキス監督とブラッド・ピットが初タッグ。

　舞台は第二次世界大戦下のモロッコ、諜報員マックスは、カサブランカにてフランス人の女諜報員マリアンヌと運命的な出会いをする。２人は、あるパーティーに参加し、ナチスの軍人暗殺に成功するが、ミッション終了後に恋に落ち結婚するのだった。
　２人の子供に恵まれ、理想の結婚生活を送っていた２人だったが、ある日、マックスは上官に呼び出され、マリアンヌのことを尋ねられるのだった…。

　「恋愛スリラー」とも呼ばれている本作。男女のスパイが主人公ということもあり、『Mr.&Mrs.スミス』を彷彿とさせる。『Mr.&Mrs.スミス』での共演が御縁となってアンジェリーナ・ジョリーと結婚することになったブラピだが、本作でマリオン・コティアールと共演したことでアンジーと離婚（あくまでも噂話）とは、現実の方が映画よりもよくできた恋愛スリラーという感じだ（笑）。



　一見すると、豪華スターの退屈な映画という感じだが、そこは流石に巨匠ロバート・ゼメキス、退屈することなく、優雅な気分に浸って鑑賞することができる。ゼメキス監督の洗練された映像と美男美女キャストを観ていると、まるで動く絵画を観ているような気分になる。

　「恋愛スリラー」と言っても、「騙された！」というようなスリラー映画ではなく、「騙されたままの方がよかった」という感じのオチだった（？）。





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