パシフィック・ウォー [DVD評価]

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MOVIE評価(60点)

出演:ニコラス・ケイジ、トム・サイズモア、トーマス・ジェーン、マット・ランター、ジェームズ・レマー、コディ・ウォーカー、竹内 豊
監督:マリオ・ヴァン・ピーブルズ
本編:129分
2016年(アメリカ)

【B級映画でよかったのかも…】

 1945年、戦争終結の極秘任務を命じられた実在の人物チャールズ・B・マクベイ3世を描いた戦争アクション。主演はニコラス・ケイジ。

 巡洋艦インディアナポリスに原爆を積んでテニアン島へ運ぶという実際にあった極秘任務を描いているだけあって、ストーリー的には妙にリアル。映像的にも安っぽいながらも妙なリアル感があり、過去に起こった事件を生で観ているような錯覚を覚える。

 マクベイ船長率いる乗組員達は日本軍の潜水艦からの魚雷攻撃によって海に投げ出されて漂流することになるが、その海には人食い鮫がワンサといたという、まるでパニック映画のような展開だったが、これが実話だというのだから恐ろしい。

 これが中国の映画なら戦争プロパガンダが入っているところだろうけれど、本作の場合、日本人がそれほど悪いイメージでは描かれていないので少し好感が持てた。
 実話がベースとなっているので、少し冗長でエンタメ性には欠けるが、人間ドラマとして観る分には、それなりによくできていたと思う。ニコケイ主演のB級映画ではなく、メジャーなA級映画として製作してもよかったかもしれない。まあそうなると中国資本が入り、鬼のような形相をした日本人が登場することになるんでしょうけれど(笑)。

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