トレイン・ミッション [DVD評価]
MOVIE評価(75点)
出演:リーアム・ニーソン、パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ、サム・ニール、ジョナサン・バンクス
監督:ジャウマ・コレット=セラ
時間:105分
2018年(アメリカ・イギリス)
【『死霊館』の夫婦が出演】
リーアム・ニーソン&ジャウマ・コレット=セラ監督の4度目のタッグ作品。これまでのタッグ作は以下の通り。
セラ監督と言えば、あっと驚く映画作りに定評があり、個人的にも最もハズレ作の少ない監督の1人だと思っている。
本作にもあっと驚くような風味がある。演出的にも、どうやって撮影したのか?と思えるようなシーンが何カ所もあり、洒落た映画に仕上がっている。雰囲気的にも『オリエンタル急行殺人事件』のような上品さを持った逸品だった。
なぜか、『死霊館』の夫婦コンビが揃って出演しているところも見所だ(笑)。
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MEG ザ・モンスター [映画評価]
MOVIE評価(75点)
出演:ジェイソン・ステイサム、リー・ビンビン、ソフィヤ・ツァイ、レイン・ウィルソン、ジェシカ・マクナミー、ルビー・ローズ、クリフ・カーティス、マシ・オカ
監督:ジョン・タートルトーブ
時間:113分
2018年(アメリカ)
【メガロドン vs ステイサム】
200万年前に絶滅したとされる体長20メートル超の巨大鮫メガロドンとの戦いを描いた海洋パニックアクション。監督は『ナショナル・トレジャー』シリーズのジョン・タートルトープ。
エンタメ映画の定番ジャンルでもあるサメ映画にジェイソン・ステイサムが主演とくれば観ないわけにはいかない。しかし、世間の評判があまり芳しくなかったので少し迷ったものの、ここは自分の直感を信じて映画館に足を運んできた。
結果的には「悪くないじゃん」という感じで、それなりのエンタメ映画に仕上がっていた。本作の低評価の大きな理由は、中国資本の映画であることと、反日女優として有名なリー・ビンビンがヒロインを演じているところなのかもしれない(笑)。
2時間足らずの映画だが、前半1時間は前振りという感じでMEG(メガロドン)はあまり登場しないが、後半はテンポよくMEGが登場する。MEGとステイサムの闘いはほとんど漫画の世界だが、クライマックスの『トランスポーター』ばりのアクションには思わず頬の筋肉が緩んでしまった。まさにステイサムでなければ成り立たない映画とも言える。
ただ、少し脚本が雑なところが気になった。スーイン(ビンビン)がジョナス(ステイサム)に惚れるツンデレタイミングが間違っているのがイタイ。1度目の命を救われた後では敵視していたはずなので、2度目に命を助けられた時に惚れなければいけないのだが、どういう訳か、敵視していたすぐ後に惚れるという可笑しなことになっている(笑)。
これまでメガロドンと言えば『ブルーサヴェージ』だったが、ようやく世代交代となりそうだ。これからはメガロドンと言えば『MEG』、これで決まりだ。
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ランナウェイ ルナ、17歳の逃亡者 [DVD評価]
MOVIE評価(65点)
出演:リサ・ヴィカリ、カルロ・リューベック、ブランコ・トモヴィッチ、ライナー・ボック
監督:カーレト・カイサル
時間:92分
2017年(ドイツ)
【ヒロイン、リサ・ヴィカリに注目】
実話を元にしたドイツ製のアクションスリラー。
旅行先で家族を殺されるプロローグで始まり、たった1人生き残った少女ルナ。その後、実は父親がロシアのスパイだったということが判明し、口封じのために何者かに命を狙われるルナ。スパイだった父の友人ハミードがボディガードとなり2人の逃亡劇が始まる…。
一見するとB級映画っぽいが、ヘタなハリウッド映画よりも面白い作品だった。ヒロインがナタリー・ポートマンとクロエ・グレース・モレッツを足して2で割ったような美少女なので、『レオン』っぽい映画に仕上がっているところもグッド。
ド派手なアクションがあるわけではないが、スパイ映画としてはなかなかの良作だと思う。
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絶海9000m [DVD評価]
MOVIE評価(50点)
出演:ダニア・ネト、アフォンス・ピメンテウ、ダリラ・カルモ、ディオゴ・アマラル、カタリナ・ゴーベア
監督:セルジオ・グラシアーノ
時間:91分
2017年(ポルトガル)
【『オープンウォーター2』のリメイク or パクリ】
あるミスが原因で絶海に取り残された男女7人(1人は赤ちゃん)のサバイバル劇を描いたシチュエーション・パニック・スリラー。
内容的には『オープンウォーター2』に似ているのかな?という感じでレンタルしてみたが、なんと、まんま『オープンウォーター2』だった(笑)。
少し違うとはいえ、ほとんどリメイク作と言ってもいいほど。これがリメイクでないとしたら、訴えられてもおかしくないレベル。『オープンウォーター2』はドイツ映画だったが、本作はポルトガル映画なので、多分にパクリの可能性が高い(笑)。
『オープンウォーター2』を観た人にはあまりオススメできないが、観ていない人なら、こういう絶望的なトラブルを未然に回避するという意味で観ておいた方がよいかもしれない(笑)。
しかし、陸地から9km程度なら、泳いで帰れたかも(笑)。
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